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仕事道具の話7 「(ステッチ)リッパー」

1410092.jpg

正直、これについて特に書くことはないなぁ…

いや、これは悪い意味じゃなくて褒め言葉である。
例えばミシンについて書こうと思えば、
いろんな種類があってそれぞれ用途が違っていて
あれはこーだ、それはどーだ
メーカーの特徴がどーだとかいろいろ書く事はあるんだけど、
このリッパーはというと、
「縫い目を切りほどく道具です」
で終わりである。
他にいろんなバージョンがある訳でもないし、
メーカーによっての違いは持ち手の形が違うぐらいである。
これはもうこのデザインで完成されているんだろう
と、僕は勝手に思っている。
そう、まるで傘のように。

「もっと進化できるだろ!」と誰もが思っているであろうあの傘も、
結局いつまでも変わらず社会にとけ込んでいる。
強風に強い形とか、ちょっと革新的なものが出て来てはいるが、
スタンダードな傘ほどの訴求力はなかった。
みんなやっぱり普通の傘が安心するんだろう。
傘という道具は、もうあのデザインで完成されているのだ!
と思わざるを得ない。

という訳で、
このリッパーもそういう類いの道具なんだろうな〜
と思うのである。
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仕事道具の話6 「くるみボタン打具」

IMG_0531-1.jpg

くるみボタンを作るときに使うこの道具。
業務用だけあって重厚なつくりです。
(市販のものはプラスチックとかゴム製の筒だったりする)

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まずは筒の口に生地を置いて、その上からボタンを押し込み…


IMG_0533-1.jpg
打ち具を差し込んで金づちでたたく!


IMG_0536-1.jpg
ボタンを取り出して出来上がり!


とまぁ、誰の参考になる訳でもない
ただの「使用方法」を書いてしまいましたが、
仕立て屋の仕事を垣間見てもらえればそれでOKさ!


仕事道具の話5 「メジャー」

140422-1.jpg

今回紹介するのはこれ。
そう、僕がいつも首からかけているアレです。
開業当時はどこにでも売っている白いメジャーを使っていたけど、
いろいろと使いづらかったので、ある日これに買いかえる事に。

使ってみるともうね、本当に使い手のことをわかってらっしゃる。
10cmごとに色が変わっていて見やすいし、
なにより両はしから測れるのはとてもありがたい。

どういう事かというと、
片方の0からもう片方の150cmまでメモリあるでしょ?
で、その150のところの裏側はまた0cmから始まってるの。
(ちゃんと伝えられてるか心配)
そんなの当たり前だと思うかもしれないけど、
普通の白いメジャーは、裏も表も同じ片方から0がはじまってるから、
採寸するときに150の部分を持ってしまうと、
あ、間違えた逆だ〜みたいになって
0の方に持ち直さないといけない。
(ややこしい説明ごめんなさい)
小さい事だけどこれはめちゃくちゃ面倒だった。

で、このメジャー、
ドイツのヘキストマスというメーカーのものなんだけど、
140422-3.png

メモリのある部分が…
140422-2.jpg

おわかりいただけると思うけど、
「6」がロゴマークになってる!
粋ですねしゃれてますね遊び心ありますね!


仕事道具シリーズ4 「アイロン台」

140220-a.jpg

アイロンでウール生地に折り目をつけようとしても
エッジの効いた折り目にはならない。

昔の僕は、
性能の良い業務用アイロンさえ使えれば
それは解決できることだと思っていた。
でも違っていた。
どんなにスチーム力が上がったって、折り目はエッジィにはならない。
その原因は、
アイロンをかけた直後、そこに熱や蒸気が残っていて、
じんわりと生地が元の状態に戻ろうとするからなのだ。
普通のアイロン台を使っている限り、それは解決しない。


この吸引式アイロン台。
その名の通り、台の表面から空気を吸い込む仕組みになっていて、
熱や蒸気をすばやく吸い取ってくれる。
だから、生地が元の状態に戻るのをおさえて
ビシッとエッジィな仕上りになるのである。

アイロンがどんなに高性能でも、
それだけでは良い仕立てはできない。
アイロンがけの要はアイロン台にあるといっても過言ではない。

仕事道具シリーズ3 「アイロン」

140218-a.jpg

僕はアイロンがけが好きだ。
何が好きかって、
もちろんシワがまっすぐにのびていく様も好きなのだけど、
それよりもなによりも、
スラックスのセンタープレスのような、
エッジの効いた折り目をつくるのが好きなのだ。


服作りをはじめたばかりの頃、
もちろんたいした道具ももっていなかった頃、
元々もっていた家庭用アイロンで、
ウール素材のスラックスにエッジィな折り目をつくろうとして、
温度を上げたり圧力を力いっぱいにかけたり
いろいろ試行錯誤してみた。
だけど、どんなにやっても折った先がちょっとふっくらとして、
甘いプレスになってしまうのである。
「あぁ〜これはスチーム力のある業務用アイロンじゃないと
出来ないんだろうな」
と思ってその時はあきらめた。

しかし、その頃の僕はまだなにもわかっていなかったのだ。
業務用アイロンを使ったところで、事態はそんなに変わらないことを…
アイロン以上に「あるもの」が重要な役割を担っているということを…
その「あるもの」とは一体何なのか。

次回「アイロン台」乞うご期待!
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